アロマテラピーと自然療法の専門誌『aromatopia』を刊行している出版社フレグランスジャーナル社主催のイベント「英国ガーデンサロン 森で学ぶガーデンデザインとボタニックセラピー」に参加してきました。
「英国ガーデンサロン」は、冬に始まり、春、夏、秋と、四季を通じてイギリスのガーデンライフと植物について学ぶ講座です。
今回は、武蔵野の面影の残る狭山丘陵のトトロの森で、フィールドワークが行われました。
講師は、英国のマナーハウスで8年半ガーデナー及び教会建築家アシスタントとして働く中で自然療法を学ばれた藤田円先生と、今回のフィールドワークの舞台トトロの森づくりに尽力されてきた環境教育がご専門の東京農工大学、立教大学、旅行会社等で講師をされている永石文明先生のお二人です。
秋の植物、とくに実りの秋の木の実、草の実についてや、自然の景色をガーデンに取り入れる方法について、先生方の説明を聞きながら、雑木林や湿地などを散策しました。
狭山丘陵ということで、お茶畑の景観も美しかったです。
昼食は、比良の丘で、落葉の絨毯に座っていただきました。
晴れ渡った秋空の下、清々しい空気に包まれてのボタニックセラピーは、とても気持ちがよかったです。
急坂を下ると小さな田んぼがあり、広場でトトロが出迎えてくれました。
終点のさいたま緑の森博物館です。
狭山丘陵での里山の自然や文化に親しむための活動が多彩に展開されています。
人と自然をつなげる体験を仲介する「インタープリター」の活動拠点です。
森の住人もマスクをして注意を呼びかけていました。
今回のフィールドワークでうれしかったことの一つに、天然の蜜蝋の発見があります。
蜜蝋を作品づくりに使っていますので、森で見つけた最高の宝ものです。
今回のフィールドワークは、自然の中での小さな発見がいくつもあり、とても心癒される時間となりました。
主催してくださったフレグランスジャーナル社様、藤田先生、永石先生、自然との心地よい触れ合いの機会をありがとうございました。
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