アロマテラピーのワンテーママガジン『リラックスアロマテラピー』181号(2021.5.19号)が発売されました。 181号では特集「香りの世界 香りと文学」のコーナーで、小川 糸著、平澤まりこ画の『ミ・ト・ン』の物語で描かれる香りについて執筆しました。 作中料理の作製と写真撮影も担当しました。
<写真>
・姫ウイキョウの種の「魅惑的な香り」の黒パン
・きれいなピンク色の冷たいビーツのスープ
・スパイシーな姫ウイキョウの種を入れた白いチーズ
・ 新鮮なディルの葉とキュウリのさっぱりとしたピクルス
・とれたてのはちみつ
『ミ・ト・ン』は、バルト三国の一つラトビアをモデルにした国ルップマイゼ共和国を舞台に、一人の女性マリカの生涯を綴った物語です。
この国では、人々は、手仕事を大切にし、 香り豊かな自然の恵みを取り入れ、穏やかで慎ましい生活をおくっています。一方、複雑な事情のある土地であるがゆえの人々の苦しみと悲しみも描かれています。
そうした全てを包含した物語は、穏やかな語り口ながら平和への強い意思を秘めて綴られています。
181号の精油は「ラヴィンサラ・シオネール」です。軽やかな清涼感のある香りです。
『リラックスアロマテラピー』のお求めは、アシェット・コレクションズ・ジャパンのホームページのお問合せページから、また、書店、各種ネット書店でもお求めいただけます。
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