「第25回図書館総合展 横浜市西区みなとみらい としょけっと パシフィコ横浜」が10月24日(火)、25日(水)に開催されました。
図書館には物語があります。
文字通り、物語の詰まった本が書架に並んでいます。
そして、そこに働く人、利用しに来館する人、本と関わるすべての人やものに、物語はあります。
図書館は、“読む”のが好きな人であれば、子どもの頃から親しんでいる場所です。
図書館総合展は、そんな図書館の活用法、企業との関り、多彩な図書館の紹介などが一同に介する、日本で一番大きな図書館に関する展示発表会です。
ここ数年は社会情勢もあり、オンライン、サテライト会場開催といった形態での開催でしたが、今回は久しぶりのパシフィコ横浜での開催ということで、感慨深いものがありました。
今回委託参加させていただいた「としょけっと2023」のジャンルは以下の通りです。
A. 図書館に関連するオリジナル作品(図書館が舞台、図書館を利用して作成したなど)
B. 図書館関係者が作ったオリジナル作品(現役・経験者・学生・研究者・関わる企業に勤務など)
C. A、B両方を満たす作品
【C-02】Miacis Books『物語の食卓 夏』で委託参加させていただきました。
「物語の食卓」は童話作家 安房直子さんの物語で描かれる料理の再現料理と考察エッセイの本です。
『物語の食卓 夏』
料理・レシピ・スタイリング・写真・文:アイダミホコ
文・編集:石川珠美
スタッフの皆様、お手にとってくださった皆様、ありがとうございました。
訪れたのが二日目ということで、お目当てが本が完売で残念でした。
そんな中、学校図書館勤務時代に発案者の谷口忠大氏の講演会に出席したことのあるビブリオバトルについての本を入手しました。
表紙イラストが生成AIによるものというのも興味が惹かれました。
北海道図書館研究会のブースは、9月に札幌のコミュニティFMの番組に出演させていただいたこともあってぜひ伺おうと思っていました。
北海道の地図を見ながら道内の行ってみたい場所にシールを貼る企画があったのですが、番組収録の打ち合わせでパーソナリティーさんと盛り上がった、独特の編集方針で「町史」を製作した図書館のある置戸町に赤いシールを貼りました。
今回購入した本にも置戸町立図書館が掲載されています。
『わが町を知ってもらなら!北海道の図書館員が薦めるブックガイド』
野口武悟 青木竜馬監修 加藤重男編著 中西出版株式会社刊 2023.3.31.発行
小中規模図書館を個人で始めるのに適したオンライン業務システム、電子書籍制作システムのブースでお話を伺い、大学や企業のポスター発表やスタンプラリーを楽しみ、各種パンフレットやリーフレットを図書館関係の知人たちへのおみやげに集めて、充実した時間を過ごしました。
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