クリスマスシーズンのアロマクラフト フルーツポマンダー

 冬らしい香りのクラフトの一つに、フルーツポマンダーがあります。

 暖炉をくべた部屋の中、マントルピースに置かれたフルーツポマンダーからは、オレンジやリンゴなどの香りとクローブやシナモン、ナツメグ、カルダモンなどのスパイスの香りとが相まった、冬の香りが醸し出されます。

 アロマテラピーと自然療法の専門誌『aromatopia 第57号』で、ポマンダーの記事を執筆しました。

下記に少し引用します。


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 アロマアクセサリーの原点は「ポマンダー:Pomme d' ambrae(琥珀のリンゴ・仏)と呼ばれる匂い玉です。西洋では元来、空気を清浄に保ち疫病を防ぐという目的や魔除けとして身につけられていたようで、昔は、蜜蝋にスパイス類を調合したものや、薔薇の花びらをペースト状にして精油を混ぜ丸めて乾燥させたものに穴を通し、それを紐でつないで身につけていたそうです。

<中略>

<16世紀の典型的処方>

 「庭の沃土1オンスを採りて数日間バラ香水の中に浸すべし」柑橘類にクローブ(丁子)をちりばめスパイスをまぶしたものはこの頃からのようです。


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 記事では、上記の他に、ポマンダーのバリエーション、ポマンダーの歴史などを執筆しました。

 また、ポマンダーを原点とする蜜蝋ビーズのアクセサリーの作り方もご紹介しました。

 記事の内容について詳しくご覧いただくには、フレグランスジャーナル社様へお問い合わせくださいませ。


 『aromatopia 第57号』 フレグランスジャーナル社刊 https://www.fragrance-j.co.jp/

 記事タイトル 「母の日に香りのプレゼントを 蜜蝋ビーズで作るアロマアクセサリー」

  

            写真は、ポマンダーを使ったハーブリースです。

香りと文学 aroma accessory m.

文筆家・アクセサリー作家 蜜蝋ビーズ考案 展覧会・ワークショップ開催 香りと文学をテーマにアロマテラピー専門誌に執筆・連載 著書『アイダミホコのはじめてのヘンプ フェアトレード素材でつくるかわいいアクセサリー』合同出版株式会社刊 『物語の食卓』シリーズが日本女子大学成瀬記念館に安房直子関係資料として収蔵 第1回角川武蔵野文学賞最終選考 お問合せ mikomawsco@gmail.com