今年は、日本人として初めてノーベル文学賞を受賞した川端康成の 生誕120周年です。
川端康成作品における香りの表現につきましては、以下の誌面で執筆いたしました。
・アロマテラピーと自然療法の専門『aromatopia 第135号』( フレグランスジャーナル社 )
「アロマ・ブック・スーベニール 第10回」
『鎌倉文学館資料シリーズⅣ 鎌倉文学散歩 長谷・稲村ガ崎方面』
川端康成の著作中異彩を放つ神秘主義的な作品『抒情歌』の香りの表現を取り上げました。
・アロマテラピーのある暮らしを楽しむ分冊百科『リラックスアロマテラピー 第91号』( アシェット・コレクションズ・ジャパン )
「香りの世界 香りと文学」
『古都』
古都京都を舞台にくり広げられる物語を情緒豊かに演出している、日本の自然、植物や花街の香りについて取り上げました。
本年も香りと文学をテーマにした執筆・創作を続けてまいります。
何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
写真は花びら餅。菱葩餅とも。
宮中の正月行事に供された菱葩に由来。
菱葩は長寿を願う正月行事の「歯固」の食物から転じたものとされる。
裏千家の初釜の菓子として使われる。
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