蜜蝋作品1 清香の蠟梅とともに

 —— 日だまりと 見るや蠟梅 芳しき ——

 冬枯れの庭に咲く蠟梅は、蜜蝋色の花が日だまりのようです。

 

「梅と時を同じくして香り、また色が近く、蜜蜂の巣ときわめて似ているので、蠟梅と名づけたのである。<中略>蠟梅の香りはきわめて清く芳しい。ほとんど梅の香り以上である。」

(『范村梅譜』)

 

 写真は、この時期清らかに芳しく咲く蠟梅と蜜蝋で作った花です。

 清らかな甘い香りの蠟梅とあたたかみのある蜜蝋の花を取り合わせました。


香りと文学 aroma accessory m.

文筆家・アクセサリー作家 蜜蝋ビーズ考案 展覧会・ワークショップ開催 香りと文学をテーマにアロマテラピー専門誌に執筆・連載 著書『アイダミホコのはじめてのヘンプ フェアトレード素材でつくるかわいいアクセサリー』合同出版株式会社刊 『物語の食卓』シリーズが日本女子大学成瀬記念館に安房直子関係資料として収蔵 第1回角川武蔵野文学賞最終選考 お問合せ mikomawsco@gmail.com