<蜜蝋ビーズとアロマアクセサリー>
ミツロウを暮らしに取り入れるクラフトの一つとして、蜜蝋ビーズがあります。蜜蝋ビーズは、ミツロウに精油をブレンドし丸めて、表面がべたつかないようにバラの花びらで覆ったものです。お好みの香りにアレンジできるのが特徴です。インテリア小物のアクセントに、アクセサリーのパーツに、ポプリのアレンジにと応用範囲は広いです。
かつてヨーロッパでは、疫病予防や魔除けとして、スパイス類を調合したミツロウやバラの花びらをペースト状にして精油を混ぜて丸め乾燥させたものに、穴を通してひもでつないだ香りの装飾品を身につけていました。
蜜蝋ビーズは、衣服や肌にミツロウがついてべたつくのを防ぐために、バラの花びらで覆うという独自の工程を加えています。 蜜蝋ビーズを使ったアロマアクセサリーは、ビーズや綿・麻のひもなどの身近な素材を組み合わせて作ります。
<実用新案について>
私の考案しました蜜蝋ビーズアロマアクセサリーは、実用新案を取得しております。
取得の理由は、自分のアイデアが法的に守られることによって、自分のペースで活動していくことが可能になるからです。 地道に長くオリジナルな作品を作っていきたいという思いからです。
自ら書類を作成し申請し実用新案を取得いたしました。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
<ミツロウの用途と採集方法>
アロマテラピーの基材の一つミツロウは様々な用途に使われています。
子ども用のクレヨンや粘土、植物の接ぎ木、蝋画、教会のキャンドル、古代エジプトのミイラ作り、日本では「臈蜜」の名で正倉院の宝物に含まれ膏薬作りの他にロウケツ染や金属の鋳型作りなどの工芸品に使われていました。フランスボルドー地方のお菓子カヌレの艶出しと型抜きにも欠かせません。
ミツロウの採取は次のような手順で行います。ハチミツを採取した後の巣を水に浸して加熱します。巣が溶けたら熱いうちにろ過し冷まします。水面に浮かんで固まる塊が純粋なミツロウです。精製前のものは黄色、黄褐色なので、漢方では黄蝋とも言われます。
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