アロマテラピーのワンテーママガジン『リラックスアロマテラピー』195号(2021.12.1号)が発売されました。 195号では特集「香りの世界 香りと文学」のコーナーで、ロベール・サバティエ著の『三つのミント・キャンディー』の物語で描かれる香りについて執筆しました。 作中料理の作製と写真撮影も担当しました。
<写真>
・パリの小間物屋やお菓子屋に並ぶ、とびきり甘くて魅惑的なお菓子たち
『三つのミント・キャンディー』は、パリ生まれの作家ロベール・サバティエの自伝的小説です。
主人公の少年オリヴィエは、生まれ育ったエネルギッシュで個性的な街1930年代のパリの下町モンマルトルのラバ通りで過ごしていましたが、家族を失い一人ぼっちになったためパリ北駅近くのサン=マルタン通りの裕福なブルジョワジジーの伯父夫婦の元に引き取られます。ブルジョワジーの彼らが身にまとう紳士淑女の匂いや香りに親しみながら、オリヴィエは新たな暮らしに馴染んでいきます。 また、甘い匂いやスパイシーな香料のバラエティに富んだフランスのお菓子も数多く登場します。
195号の精油は「オレンジパチュリ」です。柑橘系がベースのスパイシーな香りです。
『リラックスアロマテラピー』のお求めは、アシェット・コレクションズ・ジャパンのホームページのお問合せページから、また、書店、各種ネット書店でもお求めいただけます。
※『リラックスアロマテラピー』「香りの世界 香りと文学」における<執筆掲載履歴>
上記ページの追加分は以下の通りです。
『リラックスアロマテラピー』177号「香りの世界 香りと文学 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』」
『リラックスアロマテラピー』181号「香りの世界 香りと文学 『ミ・ト・ン』」
『リラックスアロマテラピー』189号「香りの世界 香りと文学 『時の旅人』」
『リラックスアロマテラピー』191号「香りの世界 香りと文学 『安房直子コレクション3 ものいう動物たちのすみか』」
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